もう10年以上も前のことですが、私がかつていた業界は消費者金融、中古車売買、葬儀社など。いずれも本部では、現場を同じ会社の人間だと思っていない人たちが集まる業界。あるときそんな本部の人たちが、実は現場を怖がっていると知って驚いたことがあります。普段から現場をバカにしているから、いざという時相手にされないだろうという怖れがある。現場に足を踏み込むというのはある意味敵地に向うに等しい感覚があるようなのです。ここで現場の人たちに知ってもらいたい事実があります。本部はみなさんを無視できないという現実です。