本部と現場、同じ会社であってもそこにある文化は異なります。文化が違えば、それぞれの意図・思考はストレートに伝わらないのです。例えば、現場が見つけた改善案を本部は基本的にまともに受け止めません。なぜならその案を裏付けするデータがないからです。なぜデータを出さないのか、それは裏付けするデータを出すという文化がないからです。なぜ本部はそれを探さず、また現場に指摘しないのか、それは「会社の方針だから」と言って拒否する文化があるからです。こうした異文化間で私が行うのは共通言語になることです。